柳田医院|糖尿病内科、内科

柳田医院

ブログ・院内新聞

健康のこと、日常のことなどを発信しています。

放射線技師より

2025/10/21
今回は、血便についてです。簡単に言いますと、便に血液が混じる状態です。
鮮やかな赤色の血液が混じる場合は、鮮血便、黒っぽいタール状の便は、タール便・黒色便と言われます。色や形状の変化は出血の部位により変化します。また、血液の量や腸の中に滞在する時間によっても変化してきます。一概に言えませんが原因が、肛門に近いほど鮮血で、胃に近いほど黒色になってきます。
いぼ痔は、鮮血・胃潰瘍は黒色便となります。
血便は、出血量が少量であっても重大な病気の可能性がある為、医療機関を受診して下さい。 

放射線技師より

2025/10/3
今回は、秋から増えてくる咳や喘息についてです。
大きく影響するのは、気温の変化と花粉の影響が強いとされています。
まず、気温の変化による影響についてですが、喘息を持病で持っている方は、気温の寒暖差・空気の乾燥が刺激となり喘息発作を引き起こします。
次に、花粉の影響についてですが、秋の花粉は春のスギやヒノキ花粉より粒子が小さいため、
肺の奥の気管支まで到達し、咳・喘息発作を引き起こします。
また、秋の咳・喘息は長期化・悪化しやすい傾向となっています。
症状が酷くなる前に、対策を取って下さい。 

放射線技師より

2025/8/26
今回は、アナフィラキシー症状についてです。
アナフィラキシーは、アレルゲンが体内に侵入することで引き起こされ全身にわたるアレルギー反応です。アナフィラキシー症状の特に多い症状は、皮膚の症状として、蕁麻疹、かゆみなどで、全体の約90%。呼吸器の症状:として、くしゃみ、せき、ぜいぜい、息苦しさなどで、全体の約30%。粘膜の症状として、目の痒み、唇の腫れなど約30%。そのほか、激しい嘔吐などです。これらの症状が、同時に進行する事も特徴の1つです。
アナフィラキシーの原因として、食物・医薬品・昆虫刺傷・ラテックスなどがあります。
夏の時期は、蜂毒によるアナフィラキシーが多い季節です。注意してください。 

放射線技師より

2025/7/29
今回は、熱中症になってしまったらどうするかについてです。
まず、激しい頭痛・意識障害・吐き気、運動障害・高体温などの症状は速やかに医療機関に受診しましょう。意識障害や運動障害など重症度の高い症状は、速やかに救急車を呼んで対処しないと手遅れになってしまう事もあります。
軽症の場合の対処法についてです。
めまい・立ち眩み・発汗などの症状で、自力で水分補給が出来る場合は、風通しの良い日陰又は冷房の効いた室内に移動し、水分(スポーツドリンク)で水分補給し横になりましょう。
また、体温を効率良く下げる事も需要です。首やわきの下・鼠径部など太い動脈血管が通っている部位を氷嚢で冷やす。衣類を緩める。うちわで仰ぐ等対処して下さい。 

放射線技師より

2025/7/4
今回は、夏風邪についてです。
夏風邪も一般的な風邪同様に、原因の80~90%はウイルスと言われています。夏風邪のウイルスは高温多湿の環境で活発になるアデノウイルスやエンテロウイルスなどが代表的なウイルスとなります。夏風邪は微熱が続き、ウイルスは、お腹の中で増殖するため体の外に排出されるまで症状が落ち着かない為、時間が掛かります。発熱以外の症状としては、のどの痛みや咳、腹痛、下痢などで、冬風邪のような鼻水や鼻づまりの症状が出にくいのが特徴です。
また、症状がコロナと似ていますので状況によっては、早めの受診をして下さい。 
お問合せはTEL: 042-555-1800
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