柳田医院|糖尿病内科、内科

柳田医院

糖尿病 運動教室

スポーツトレーナーによる運動教室

運動教室
当院では、木曜日午後に運動教室を開催しております。ここでは運動教室の内容を2つご紹介します。

1)呼吸法について

呼吸法について
有酸素運動を始める前に、効率良く、酸素を取り入れるために呼吸を行う
  • まずたくさんの酸素を吸うために姿勢を正す
  • 背筋を伸ばして胸を広げる
  • 息を口から吐き切る
  • 次に少し大げさに肩を上げながら鼻で息を吸う
  • 口で「ふぅーー」と吐く (2回くらい肩を上げて吸って、吐く)
  • 肩を上げずに胸を広げ、肺を広げ吸うことを意識。
普段柔軟体操をしないと体が硬くなるように、肺も広げる機会が無いと、次第に硬くなってしまいます。

肺が広がりたくさん酸素を取り入れることが出来れば、体内に酸素が巡り、より効果的に有酸素運動が出来ます。気が付いたときに胸を広げてみましょう。

2)身近な有酸素運動 ウォーキング

フォームなどを意識しすぎると硬くなって疲れてしまうので、いつもの歩きを少しだけ変えてみると、運動効果の高いウォーキングになります。(筋力アップ、脂肪燃焼)
  • 背筋を伸ばす(両手を上に挙げて横から降ろす)
  • 顎を引いて、肘を軽く曲げる →足の動きに合わせてリズミカルに振る
  • 息を口から吐き切る
  • 足先を進行方向に対してまっすぐに向ける
  • 歩幅はやや大きく、膝を伸ばすと広くなる 
  • かかとから着地して親指で踏み出し、膝を伸ばす
  • 寒い季節はウォーミングアップを行い、1枚ずつ脱げる服装で行う
運動教室
当教室では普段の生活に取り入れられる内容を多くご紹介しており、普段運動していなかった方やシニアの方も、楽しくご参加いただける内容です。
令和5年夏、コロナ感染症の第5類感染症への変更に伴い、当院の研修センターに場所を移し、人数限定で運動教室を再開しました。当院で糖尿病治療を継続している方を対象に予約制で行っておりますので、参加希望の際は医院受付へお問い合わせください。

糖尿病の療法としての運動

■運動に期待できる効果

血圧を下げる効果・血液の循環を良くし、インスリンの働きを改善。(*インスリン・・・血糖値を調節するホルモン)

運動することで肝臓や筋肉が、糖を積極的に取り込み(=糖を消費し血糖が下がる)インスリン抵抗性の改善が期待される

■糖尿病にも良いとされる有酸素運動

有酸素運動
  • 酸素をたくさん取り込むことによって脂肪を効率的に燃やす運動
  • 息を切らさず長く続けられる運動
  • 糖質や資質を消費
  • インスリンの働きを改善
  • 血糖値が下がる

■生活に運動療法を取り入れる

  • 自分が楽しめる運動をする
  • 適度な強さの運動をする 「きつい」は強すぎです。
  • 適宜、水分を補給して脱水を予防する。運動 前・中・後 に水分を摂る
  • 夏は熱中症にならないよう、無理をしない

「いつもと違う」「いつもより体調が悪い」と感じるときは無理をせず運動を控えましょう。

運動教室
当院の院内新聞でご紹介した運動をまとめてPDFになっています。こちらよりダウンロードしてお役立てください。

講師紹介

■当院専属スポーツトレーナー (鈴木裕子)

堰の会 運動教室では、
◎運動療法として運動をしたくても何をしていいか分からない
◎今やっている運動に少しプラスしたい・変化を付けたい
などの 患者様のご要望やご質問にお答えし、運動経験が無くても、少しずつ継続して出来るよう、自宅でも出来る簡単な運動・体操を紹介しながら、 皆様と一緒に楽しく身体を動かしたいと思っております。

運動教室以外では、週に1回、受付にてご相談をお待ちしておりますので、運動教室へのご要望・ご質問等ありましたらお気軽にお声かけください。
スポーツトレーナー
当院専属スポーツトレーナー (鈴木裕子)
日本女子体育短期大学卒業(体育科体育専攻)。

卒業後は、体育施設にてトレーニングルーム指導員として、健康維持及び増進のためのトレーニングから、アスリートの筋力アップなど、ニーズに合わせて情報の提供・指導を担当。

又、シニアから子供まで年代別に、無理なく楽しく身体を動かせる体操を立案・企画し、定期的に運動教室を開催していた経験を活かし、現在は、当院専属トレーナー。
02柳田医院院長  柳田 和弘
お問合せはTEL: 042-555-1800
糖尿病治療を羽村市で行うなら柳田医院にご相談ください
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