今回は、悪性リンパ腫についてです。悪性リンパ腫は、血液細胞に由来するがんの1つで、白血球の1種であるリンパ球ががん化した病気です。リンパ球は、全身に存在しますが、主にリンパ節、脾臓、扁桃、血液中があげられます。症状として、初期はリンパ節の多い首や腋の下、足首などで痛みのないしこりが現れることが特徴です。長期に渡って大きさの増大が進行すると全身に広がり、倦怠感や高熱、激しい発汗、体重減少などさまざまな症状が出てきます。また、しこりによって、気道、脊髄などを圧迫すると気道閉塞やまひなどを引き起こします。まだ発症の原因は明確でありません。
まだ発症の原因は明確でありません。