放射線技師より
2014/12/5今回は、心臓CTについてです。心臓カテーテル検査と異なり非侵襲的に冠動脈評価が得られる検査法です。画像をコンピューターを使って立体的に見たり、血管の性状を見ることで心臓の状態や働きを詳しく検査します。狭窄の有無などスクリーニング検査に労作時胸痛や狭心症・心電図異常など症状や所見の見られる方まで、狭窄の疑われる方に有用な検査で、高脂血症・高血圧・糖尿病・喫煙・肥満・睡眠時無呼吸症候群・狭心症や心筋梗塞の家族歴のある労作時の胸痛、息切れや疲労のような症状があればスクリーニング検査を受けてみてください。