放射線技師より 2017/11/3 今回は腫瘍マーカーについてです。がん細胞によって作られる物質で、主に血液中に含まれるタンパク質です。がん細胞が活性化することによって数値に変化が生じ 腫瘍マーカーを測定することで、がんの有無や進行度、治療効果などを評価します。ただし、良性の疾患でも腫瘍マーカーが高値になることもあり早期のがんの場合、異常値にならないこともあります。腫瘍マーカーが正常範囲であってもがんが存在しないということにはなりません。主な腫瘍マーカーです。AFP・・肝臓癌 CA19-9・・膵臓癌 CEA・・消化器の癌 PSA・・前立腺癌などです。