今回は、大動脈解離についてです。大動脈解離とは、心臓から血液を送る大動脈などの血管があり、血管は外側から外膜・中膜・内膜という3つの層で成り立っています。血管の内膜が裂け、中膜の隙間に血液が流れ込んで血管が縦方向に剥がれるように裂けてしまう症状です。発症は、70代が多いと言われていますが、若年でも発症する恐れはあります。大動脈解離の危険因子として高血圧・動脈硬化・高脂血症などが上げられます。中でも高血圧の因子が大きいです。日頃から自身の血圧管理をしっかり行い生活習慣に注意し、血圧が高い状態が続くときは適切な治療を受けるようにしましょう。
大動脈解離の危険因子として高血圧・動脈硬化・高脂血症などが上げられます。中でも高血圧の因子が大きいです。日頃から自身の血圧管理をしっかり行い生活習慣に注意し、血圧が高い状態が続くときは適切な治療を受けるようにしましょう。