柳田医院|糖尿病内科、内科

柳田医院

ブログ・院内新聞

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放射線技師より

2019/3/8
今回は、春の感染症についてです。インフルエンザの流行が収まってきていますが、これからは、風疹・麻疹・おたふく風邪が、流行する季節になります。大人が感染すると重症になりやすいです。今回は、風疹について主に記載したいと思います。風疹は風疹ウイルスによるウイルス感染症です。子供の病気とされていましたが、近年は成人が罹患する割合が増え、妊婦が風疹にかかると胎児に感染して、「先天性風疹症候群」と呼ばれる先天異常をきたす恐れがあります。症状としては、小さな赤い発疹が、顔・体・手足など全身でき、発熱、のどのはれと痛みなどです。原因は、風疹は風疹ウイルスへの感染が原因で、飛沫感染であり風疹ウイルスをもった人のくしゃみや会話などの唾液しぶきなどから感染します。
一度感染すると免疫ができ、多くの人は生涯かかることはほぼありません。風疹にかかったことがあいまいな方は、血液検査によって確かめ予防接種を受けましょう。

放射線技師より

2019/2/8
今回は、寒い時期に流行しやすい病気についてです。
インフルエンザ・感染性胃腸炎・心筋梗塞についてです。
インフルエンザは、今年も猛威を振るっています。11~3月の寒い時期に大流行し
くしゃみや咳による飛沫や接触で感染し38~40度の高熱や寒気や頭痛・関節痛が主な症状となります。外出する場合もマスクを装着して、人込みにはなるべく近づかないようにしましょう。
次に感染性胃腸炎です。細菌による細菌性胃腸炎・ウイルスによるウイルス性胃腸炎があり
どちらも吐き気や嘔吐・腹痛・下痢・発熱といった症状があらわれます。
最後に心筋梗塞です。
寒い時期に増える病気のひとつです。
冬の寒い時期、身体は血管を収縮させます。収縮した血管は細く、詰まりやすく血流を維持するために高血圧になって心筋梗塞を起こしやすくなります。トイレやお風呂場・廊下など寒くなる場所の温度差でも急激な血圧の上昇を引き起こしてします。
気温差の影響をなるべく受けにくいように生活することで心筋梗塞のリスクを抑えることができます。

放射線技師より

2019/1/11
今回は、ノロウイルス感染についてです。ノロウイルス感染は、乳幼児から高齢者までの幅広い年齢層に急性胃腸炎を引き起こします。11月頃から流行がはじまり12〜2月にピークを迎え感染力が非常に強く、少量のウイルスも感染・発症します。ノロウイルスは体内に入った後、腹痛・下痢・吐き気・嘔吐の症状を引き起こします。発熱は、38℃以下のの軽度でただの風邪と思ってしまうこともあります。通常であれば1〜2日程度で症状は治まります。
ノロウイルスの感染経路としては、ウイルスに汚染された生牡蠣や貝類を十分に加熱しないで摂取した場合やウイルスに汚染した手を洗わずに調理し、その食品を摂取した場合やノロウイルスを含む糞便や嘔吐物を処理した後、ウイルスや不適切な処理で残ったウイルスが口から取り込まれた場合などがあげられます。1月は、ノロウイルスが流行る時期です、感染予防に努めましょう。

放射線技師より

2018/12/8
今回は、ウイルス感染であるRSウイルスについてです。RSウイルスとは、急性呼吸器感染症であり、乳幼児に多い急性の呼吸器感染症です。
RSウイルスは、何度も感染を繰り返すウイルスであり、新生児にも感染し、2歳までにほぼ100%が初感染し、生涯何度も感染を繰り返すウイルスです。RSウイルスにかかると、軽いかぜに似た症状ですむこともあれば、重症化して肺炎や細気管支炎などを起こし、乳幼児の肺炎の50%はRSウイルスによるもので、細気管支炎に至っては50~90% がRSウイルスによると言われています。冬は低温・低湿度を好むウイルスにとって絶好の環境で感染力が強くなり、咳・くしゃみによる感染範囲が広くなり、感染スピードが上がります。人間は、体温が低下すると代謝活動が低下し、免疫力が低下し、ウイルスに感染しやすい状態になります。 

放射線技師より

2018/11/9
今回はインフルエンザについてです。今年も、インフルエンザの季節が来ました。今年は既に、学級閉鎖件数が100件を超えているらしいです。特に都市部に集中している傾向です。よく言われるのは、インフルエンザの流行は12月下旬から3月上旬で、ワクチンの接種後2週間ぐらいでインフルエンザウイルスへの抵抗力がつき、約1ヶ月で頂点に達します。その後、効果は4ヶ月ほど持続するといわれ、なるべく12月中旬までに初回のワクチン接種をされたほうが効果的です。早めのワクチン接種をお勧めします。
インフルエンザの予防接種をしてもインフルエンザにかかる可能性はありますが、重症化や合併症を防止するという目的で予防接種の効果はあります。 
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