放射線技師より
2016/7/1今回は、乳癌検診についてです。乳癌検診には、問診・視触診にマンモグラフィー検査や乳腺エコー検査を組み合わせて行います。マンモグラフィーや乳腺エコー検査には長所・短所があります。マンモグラフィーは乳癌の初期症状の1つである石灰化や腫瘤などを発見できますが、若い患者は乳腺が多く癌との区別がしにくい事があります。また被曝の心配もあります。乳腺エコー検査は被曝はありませんが微小nあ石灰化を見つけづらい事があります。厚生労働省より『40歳以上の女性に対し、2年に1度、視触診及びマンモグラフィー併用検診を行う』指針が通知されています。