柳田医院|糖尿病内科、内科

柳田医院

ブログ・院内新聞

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放射線技師より

2016/1/8
明けましておめでとうございます。
今回は、下肢静脈瘤についてです。足の血管が浮き出ている、血管が目立つようになってきた、皮膚が黒ずんできたなどが下肢静脈瘤の症状です主な原因としては、デスクワークや立ち仕事、運動不足、血液中の脂質異常など様々です。検査方法として、超音波によって血管走行・血流の逆流の有無・大きさなどを観察・足から造影剤を注入する下肢静脈造影検査などが上げられます。
予防方法は、適度な運動とバランスのとれた食事、水分補給による血流改善とむくみ予防などとなります。

放射線技師

2015/12/4
今回は、大動脈破裂についてです。
まず、大動脈には血圧がかかっています、動脈硬化などで血管の壁が薄くコブのように膨らみます(動脈瘤)。動脈瘤はほとんどが無症状です、動脈瘤が大きくなり破裂してしまうと大動脈破裂となってしまいます。
胸部大動脈瘤では胸や背中の痛み、喀血などが多く、胸腔の中に出血して急激なショック症状になったり、また、突然死したりします。
動脈瘤は、小さい場合は症状がないため他の検査中に発見されることが多いです。超音波検査で指摘されることが多いです。

放射線技師より

2015/11/6
今回は、腎臓がんについてです。腎臓がんは初期の段階ではほとんど症状が現れずらく5cmを超えると腹部の疼痛・血尿・腹部のしこり等の症状が現れだします。また、代表的な症状の血尿は腎臓がん患者の約50%でみられ、がんによる影響で腎盂や尿管が塞がってしまった場合には、腎臓が溜まった尿で拡張する水腎症と呼ばれる状態になることがあります。腎細胞がんを診断する検査としてはCT/MRI/USが一般的です。超音波検査は被曝の心配もなく、手軽に行えるため、健康診断などの一般的なスクリーニングの検査によく用いられます。こうした検診の結果、腎細胞がんが発見されることは少なくありません。

放射線技師より

2015/10/2
今回は、乳がんについてです。乳がんの検査には主に乳房触診・マンモグラフィー(乳房X線)検査・乳房超音波(エコー)検査です。厚生労働省は、2年に1回の触診とマンモグラフィーによる乳がんの検査を勧めています。
マンモグラフィー検査は、腫瘤や石灰化・乳腺のゆがみなどを確認します。しかし、乳腺の量が多い人(一般的には月経のある人)正常乳腺自体が白くうつり腫瘤が隠れてしまうことがあります。
乳房超音波検査(エコー)数mmの小さな腫瘤(しこり)を見つけたり、しこりの性状が詳しくわかる検査です。細かい石灰化は見えません。マンモグラフィー検査・乳房超音波検査は、長所・短所があります。年齢によってマンモグラフィー検査・乳房超音波検査を併用することが勧められています。

放射線技師より

2015/9/3
今回は、総胆管結石についてです。
胆石は胆汁のなかに含まれているコレステロールやビリルビンが結晶となり大きくなってできたもので、胆のうにあるときは胆石症、総胆管にできた石を総胆管結石といいます。症状としては、胆管炎や黄疸などで心窩部や右季肋部が痛み、血液検査でAST・ALT・γ-GTP・ALP・ビリルビンの上昇が見られます。診断方法は、超音波検査・CT・MRI・内視鏡検査により診断を行います。治療法は主に内視鏡的胆管結石除去術、経皮経肝的胆管結石除去術、外科的手術となります。

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