柳田医院|糖尿病内科、内科

柳田医院

ブログ・院内新聞

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放射線技師

2015/6/5
 今回は、深部静脈血栓症についてです。下肢および骨盤内などの深部静脈に血栓が生じた状態を深部静脈血栓症(DVT)と言います。静脈の流れは、歩行や足の運動で起こる筋肉の収縮によって助けられ長時間同じ姿勢のまま下肢(足)を動かさないでいると、静脈の血液の流れが遅くなり、血栓が出来てしまいます。症状としては、下肢の腫脹・圧痛・発赤などがみらる。 静脈の血栓は歩行などをきっかけに足の血管から離れ、血液の流れに乗って肺に到着し、肺の動脈を閉塞してしまいます。これがエコノミークラス症候群になってしまいます。診断としては、US検査・造影CT検査によって診断することが可能です。

放射線技師より

2015/5/1
今回は、腫瘍マーカーについてです。体内に腫瘍ができると、血液や尿に含まれるたんぱくや酵素、ホルモンなどが急激に増えることがあり、これらの物質を腫瘍マーカー腫瘍となります。検査方法は、血液検査が主になります。進行した癌に対して化学療法や放射線療法が行われる際に、治療効果ががどれくらい上がっているかどうかの判断に使われる腫瘍マーカーです。CEA は消化管の悪性腫瘍で用いられます。CA19-9は膵癌、胆道癌等消化器癌で上昇します。

放射線技師より

2015/4/3
今回は、腹部動脈瘤についてです。腹部大動脈瘤はお腹にある大動脈がコブ状に膨らみ、最終的には破裂して死に至ることもある病気で、腹部を触診した際に、拍動するしこりとして発見されたり、腹部エコーの検査中に偶然に発見されることが大半で症状は破裂するまで全くないことも多くい病気です。破裂してしまうと4~5人に1人しか助からないと言われています。通常、腹部大動脈は直径が2cm程度ですが、3cm以上になった場合に腹部大動脈瘤と診断し直径が大きくなればなるほど破裂する危険性が高くなるため、4 cm以上の場合には専門医を受診する必要があります。外科手術として人工血管を用いる手技とカテーテルによるステントを挿入する手技が主なものになります。

放射線技師より

2015/3/7
前立腺肥大についてです。前立腺肥大があると、排尿の回数が多い、尿が出るまでに時間がかかる、尿の勢いが弱い、 排尿後も尿が残っている感じがするなどといった前立腺肥大症状がでやすくなってきます。前立腺が加齢とともに肥大化することにより、尿道や膀胱が圧迫され、さまざまな排尿障害がでてき、患者数は増え続けており、現在では50歳以上の男性の2割以上がかかっているといわれています。エコー検査では、蓄尿した状態で膀胱を通して前立腺を観察します。
この検査で前立腺の大きさを測定します。
容積が10〜20mlで正常〜軽度肥大、20〜50mlで中度肥大、50ml以上で高度肥大と診断します。また、超音波検査では残尿量の測定や腫瘍の有無の観察も可能です。


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