柳田医院|糖尿病内科、内科

柳田医院

ブログ・院内新聞

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放射線技師より

2016/8/5
今回は、膵臓癌についてです。膵臓は身体の中心にあるため癌になっても症状が出にくく早期発見が困難であり進行が早く予後が悪いと言われ沈黙の臓器と呼ばれます。日本では、癌による死亡順位は男性5位女性6位で年々増加傾向です。
原因としては、生活習慣・喫煙・飲酒・肥満などです。症状としては、黄疸・心窩部痛・背部痛などが挙げられます。検査としては、CT、MRI、US検査などにより行います。


放射線技師より

2016/7/1

今回は、乳癌検診についてです。乳癌検診には、問診・視触診にマンモグラフィー検査や乳腺エコー検査を組み合わせて行います。マンモグラフィーや乳腺エコー検査には長所・短所があります。マンモグラフィーは乳癌の初期症状の1つである石灰化や腫瘤などを発見できますが、若い患者は乳腺が多く癌との区別がしにくい事があります。また被曝の心配もあります。乳腺エコー検査は被曝はありませんが微小nあ石灰化を見つけづらい事があります。厚生労働省より『40歳以上の女性に対し、2年に1度、視触診及びマンモグラフィー併用検診を行う』指針が通知されています。

放射線技師より

2016/6/2
今回は骨密度の測定方法についてです。
骨の強度は骨密度が70%、 骨質が30%影響すると言われ骨の強度の重要な要因である骨量を測定することで骨粗鬆症の診断や骨折危険性の評価が可能となります。
様々な骨量測定法があり代表的なものは、かかとを超音波で測定・アルミの板と一緒に手の撮影で測定・CTによる測定・腰椎・大腿骨を測定するDXA法とありますが測定原理、骨量の指標、測定精度、が異なり現時点ではDXA法が最も信頼の高い骨量測定法であと骨粗鬆症診断基準で推奨されています。
DXA法とは二重エネルギーX線吸収測定法で2種類のエネルギーのX線を測定部位に当てることにより骨成分を他の組織と区別して測定する方法です。


放射線技師

2016/4/1
今回は、骨粗しょう症についてです。骨粗しょう症は、骨の成分量である骨量が減少してスカスカとなり、骨がもろく折れやすくなる病気です。骨の骨量は30~40歳代で最大に達し、年齢とともに減少します。女性の場合は、女性ホルモンのエストロゲンエストロゲンの分泌が減る40代後半からは急激に骨量が減少し、更年期以降からは骨粗しょう症になる女性がふえてきます。
骨粗しょう症が進行すると、立ち上がるときなどに腰や背中に痛みを感じるようになり、転倒、重いものを持っただけで椎体骨折してしまうようになります。

放射線技師より

2016/3/4
今回は、脳出血についてです。脳出血とは脳内の血管が何らかの原因で破れ、脳の中に出血した状態をいいます。症状の現れ方としては、一般的に頭痛、嘔吐、意識障害、片麻痺などの症状が多くの患者さんにみられ出血部位および血腫の大きさにより症状は違います。原因は高血圧が最も多く、全体の70%を占め次に多い原因として脳血管の病気(脳動静脈奇形・海綿状血管腫・硬膜動静脈瘻)が挙げられます。今後、脳血管の病気についても書き込んでいきたいと思います。

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