柳田医院|糖尿病内科、内科

柳田医院

ブログ・院内新聞

健康のこと、日常のことなどを発信しています。

放射線技師より

2024/7/6
今回は、劇症型溶連菌感染症についてです。A群溶血性連鎖球菌による急速に進行する感染症でニュースなどでは、人食いバクテリアとも言われています。腕や足の痛み、腫れ、発熱などが生じ、組織が壊死したり、呼吸状態の悪化、多臓器不全と全身状態が急速に重篤な様態となってしまいます。今年は、過去最多の報告数が確認されており、今後も増加することが予想されます。2024年の報告数が過去10年間で最多であり、感染者数の増加が懸念されています。
劇症型溶連菌感染症の予防は、怪我をしたら傷口を清潔に保ち速やかに適切な処置をする。感染者との接触を避ける。手指衛生の徹底。などが上げられます。 

放射線技師より

2024/5/27
今回は、熱中症の対策についてです。
6月に入り、30度を超える暑い日が増えてきました。
本格的な暑さが始まる前に対策を取りましょう。
① 水分補給を断続的に適度に行って下さい。喉が渇いてなくても体の水分補給が必要です。
② 塩分の摂取も必要です。特に汗をかいた時などです。塩分は、過度な摂取は禁物です。
③ 生活環境・食生活を整える。睡眠をしっかりとって下さい。快適な睡眠を得る為には、エアコンなどを上手に使う事により、質の高い睡眠を得ることが出来ます。食生活は、バランスの良い食事により体作りを行って下さい。 

放射線技師より

2024/5/4
今回は、のどの痛みについてです。のどは、喉頭と咽頭からなっています。
のどは、口や鼻と交通しています。その為、外部からの細菌やウイルス・異物が入り込みやすい環境になっています。
のどの痛みと言ったら、風邪・咽頭炎・扁桃腺炎などが上げられます。
風邪は、浮遊しているウイルスが咽頭や喉頭に付着し感染を起こし、のどの痛みや発熱・鼻水・鼻づま・咳・痰など様々な症状が現れます。
咽頭炎は、ウイルスや細菌・ストレスなどが原因で咽頭に炎症が生じ、喉の痛みや熱を引き起こします。
扁桃腺炎は、溶連菌や黄色ブドウ球菌・肺炎球菌などにより扁桃腺に炎症が起こり発熱・のどの痛みや腫れを引き起こします。悪化すると膿がたまる扁桃周囲膿瘍を引き起こします。 

放射線技師より

2024/4/5
今回は、はしかについてです。はしかは麻疹とも呼ばれ、麻疹ウイルスに感染することによって引き起こされる病気です。また、一度感染したり予防接種により免疫が出来るとはしかを発症することはないとされていますが、必ずしも発症しないというわけではありませんので、感染に注意してください。
はしかの感染症状としては、10日前後無症状期間があった後、高熱、咳、鼻水が数日間持続し、口腔内に白い発疹・体中に赤い発疹の症状となります。
はしかに感染することにより合併症が起きやすくなり、肺炎・脳炎・中耳炎などの合併症を誘発してしまう事が多々あります。
感染経路も主に空気感染である為、手指衛生・マスクなどでは、予防しきれません。予防接種が最も有効であると言われています。 

放射線技師より

2024/3/1
今回は脂肪肝についてです。脂肪肝とは、簡単に言いますと肝臓の30%以上に中性脂肪が溜まった状態の事です。
現代、脂肪肝の患者は増加しております。
脂肪肝は、よく耳にする病気であり、あまり、危機感を感じないのが現実だと思いますが、
肝臓に中性脂肪が溜まると言う事は、中性脂肪が血液に混ざり全身に回ってしまう事になり、血管壁にコレステロールがたまり、動脈硬化となってしまいます。
心筋疾患・脳卒中が引き起りやすくなってしまいます。
治療として、原因に対しての対処になってしまいますが、食生活などの見直しが大切です。 
お問合せはTEL: 042-555-1800
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